おじさんのブログ

ハロプロとキャンプとたまに水樹奈々

推しメンの話をしよう

長いことハロヲタをやっていますが、これほどまでに歌がうまい子を推しとしたのは初めてかもしれない。
そんな人の話です。

小田さくら
モーニング娘。11期メンバーです。

アイドルといえば正統派のかわいい子を連想すると思いますが、彼女のデビュー時は中学生というあどけなさが先に立っていて、おおよそ世間が想像するアイドルのかわいさとはまた違っていました。

個人的にはクセのある子を好きになる傾向があり、デビューしたてに喜怒哀楽を表現したグラビアみたいなのがあって、それを見てはまったという経緯があります。
本当に申し訳ないけれど、なんでこんな撮影の仕方をしたんだという仕上がりで、でも絶対にこの子を好きになってしまうという直感と確信がありました。
元々歌がうまいことはオーディション映像を見て知っていたので、謎のグラビアの仕上がりのクセに後押しされたのかもしれません。

デビュー曲からソロパートを勝ち取るという姿は、6期の田中れいなのデビューを彷彿とさせて震えました。

デビュー当時は浮世離れキャラ、虐げられキャラ、と遷移し現在はツッコミキャラのポジションにいます。

本人の性格としては、人を嫌いにならない、年齢の割には達観しているため受け入れる体勢が整っている、自分が向かないと思っていることは静かに身を引いているというところが見られると思っています。

あくまで私見によるものですが。

そして、こういう天上人かのような浮世離れした感覚があるも、意外と発信する言葉だったりは本人の性格と外見と目指すところにハマりこまない、少し雑な喋り方をすることがあります。
基本は極めて柔和な喋り方ですが、〇〇じゃね?とかやめろ!とかそんな言葉を多く使うところもよく見られます。
そういったギャップ的なところも見ていて楽しいです。

そして彼女の魅力の大部分を占めているのが、歌とメイクです。

外見に関しては個人的な好みですが、非の打ちどころがなく、どこに出しても恥ずかしくないような整った顔をしています。
よく評されるのは、(顔面が)強いという表現。
前述したあどけない顔とは一変、大人になった彼女が身に着けたメイク術は類稀な能力であり、大人の美しく強い女性に変貌しました。
私はメイクにはとんと疎く何も分かりませんが、彼女の努力が尋常ではなかったことはよく分かります。

そしてやはり圧倒的な歌唱力が彼女の能力の最も好きなところで、本人もそれを誇りに思っているところがあると思っています。
ハローの先輩だと、平家みちよさんが自分の特技は歌だと自信を持って言っていたことを思い出します。
小田さくらには図らずもそういった継承めいたところを感じて仕方がありません。
実際、過去の曲はかなり聞きこんでいるようで、かなり研究しているように感じます。
もちろん先輩の技術だけではなく、自分にあったものを磨いているのは確かです。

加入したてももちろんうまいと思っていましたが、年を重ねるごとにブラッシュアップされています。
ちょうど加入2年目ぐらいから4~5年にかけて、ある一定の音域だけ音が籠る発声の時期がありました。これは確か3~4年前には一切なくなりました。
努力を重ね続けて、ストイックだからこそ成し得るものでしょう。

歌に対してのプライドが高く、ふんわりとした雰囲気のとは裏腹に陰もしっかりある。
きっかけは歌姫を求められたオーディションですが、努力に努力を重ねた結果が今のポジション維持に繋がっていることと思います。

ただの歌のうまい女ではない、そういうところに惹かれているのです。

そんな彼女が少し気になっているのかなと想像できる話があるのですが、その話はまた別の機会に致します。