おじさんのブログ

ハロプロとキャンプとたまに水樹奈々

グリーンバレー神室キャンプ場に行ってきた。

2020.10.04から10.05まで、山形県最上郡金山町にある、グリーンバレー神室キャンプ場に行ってきました。

キャンプ場周辺にはスーパーがないことは確認済だったので、地元から少し進んだところで買い出し。
調子に乗って買っていたら、食材と酒だけで6,000円超えるというスーパーハプニングが起きましたが、調味料も買ったので家で使用すると考え、よしとすることにしました←

地元秋田県からはだいたい1時間半いかないぐらいの移動時間。
苦にならない距離感です。
夜は雨になるという予報でしたが、降水量や雨雲レーダーを窺いながら当日の予定を変えようと思っていました。

山越えがあるので、到着までは割とずっと代わり映えのしない景色なのですが、目が慣れているため自然いっぱいのものを見るとどうしてもいいなぁと思ってしまうのです。
山育ちの利点かもしれません。

金山町に入ると、独特の工法で建てられた住宅が軒を連ねます。
山形には昨年から割と行っていることもありよく見かけていたのですが、金山住宅という伝統建築のようです。

金山住宅を横目に到着したのが、今回のキャンプ場、グリーンバレー神室キャンプ場です。
ここは冬はスキー場ですが、夏はキャンプ場と屋外レジャー施設として利用できます。
温泉とホテルも併設されている、かなり広い敷地です。
費用も使用料とテント1張り+薪代+ゴミ袋代で2,000円ほど。
いつも行っているところよりは少し高いですが、一般的なキャンプ場よりは安いです。
薪は肥料が入っていた袋を再利用していたものに、いっぱいに詰め込んでくれます。しかも300円だし、長持ちするものか焚きつけ用か選ぶこともできます。
ありがたい。

管理センターを出て、キャンプ場へ移動。
ゲレンデの奥の方がキャンプ場になっていましたが、色々見た結果、ゲレンデに近い芝生サイトを選びました。
荷物多いソロキャンパーなので、車の乗り入れができるところに設営したかったためです。
比較的トイレも炊事場も近く、ベストな場所でした。
炊事場となりのファイヤーサークルには車が2台泊まっていたので、このあと誰もこなければ自分も含めて3組かなぁと思っていました。

さて新しくタープを購入したので、今日下ろすぞー!と意気込んでいたのですが…なんと、タープポールが1本しか入っていません。
2本入りだと勘違いしていたのですが、実は1本しか入っていなかったのです。
いやー参った、今日張るつもりで気合入れてきたのになぁと落ち込みましたが、とりあえず仕方ない、テントだけ張るかとツーリングドームSTを張ります。
友人から頂いたエリッゼステークが大活躍です。
汗だくになりながら、設営完了。
一緒に買っていた防水防虫スプレーをテントに噴射。こういう時じゃないと噴霧できないのでついでに。
しばらく散歩したり車の中で待機したりしたあと、幕内で休憩。

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基本的にキャンプ場にいると外で遊ぶわけでもないので、静かに読書したりスマホ見たりして夜まで過ごすタイプの人間なので、ごろごろしたりしていました。

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ちなみにここは自分がテント場にした少し奥の場所。
デッキサイトもあります。

17時少し前、管理センターの方がファイヤーサークルで熊除け用の狼煙を上げていました。
当たり前ですがめちゃくちゃ音でかい。
ゆったり過ごしていたのでめちゃびびりました。
軽トラの音が聞こえてきたので、少し外を覗いたら熊除け用の爆竹の予備を持ってきてくださいました。
受付時に1つ頂いていたのですが、是非鳴らして欲しいと声掛けにきてくださったようです。

普段よく行くキャンプ場は標高が高くて山の中なので熊なんていて当たり前なのですが、熊除けにと明確に対策グッズを渡されたのはここが初めてです。
炊事場にも熊除けの鈴があったりして、1度スキー場での目撃情報があるとこうなるんだなと実感。
とりあえず2発爆竹を鳴らし、1つは他に出かけた時用に取っておくことに。
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爆竹を鳴らしたあたりから、移動の際はワークマンで購入したライトスリッポンが役立ってくれました。
かかとを潰せる仕様になっているため、気軽に履けます。
1,500円はお安い。
秋冬は中がボア仕様のも同じ値段で売っていますが、自分は通年で使いたかったので普通の物にしました。

あたりも暗くなってきたので、トイレに行くとファイヤーサークルにいた車2台は既になく…。
なんと今日の宿泊者は自分だけになっていました。
しかも炊事場とトイレは夜間は手動での照明点灯なので真っ暗すぎてちょっと笑ってしまいました。
照明は点けたままでよいとのことだったので、朝まで点灯させたままにしました。

そのあとは天候にも気を配り、予報的にも少し怪しかったので早めに夕食の支度。
今宵はゆるキャン△のリンちゃんのスープパスタです。
いつも肉を焼くだけの民になっていたのですが、今回ばかりは作ってみようという試みたわけです。
家に玉ねぎがあったので、玉ねぎだけ持参で他はスーパーで購入済。

代用品や不足もあるため完全再現ではないですがw

・玉ねぎ 小さ目のものを半玉スライス
・ピーマン 1個(本当はアスパラ)
・ベーコン 少量で切ってあるタイプ
・ニンニクチューブ 2cmぐらい
・塩コショウ 適量

これをまずコッヘルでしんなりする手前ぐらいまで炒めます。
本家はオリーブオイルで炒めますが、買い忘れたのでベーコンから出る油で炒めています。

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・水 150cc
コンソメ 1個
・パスタ 1束 早ゆで3分のショートタイプ
・牛乳 200cc(目分量入れました)

沸騰し始めたらパスタを投下。
パスタがお湯を吸って中の湯量が少なくなったら、牛乳を投下。
スライスチーズも入れるべきですが、また買い忘れているのでそのままで←
少し火にかけ、再度塩コショウで味を調えて完成です。
このぐらいの調理だったら何も負担ないので、キャンプ場で過ごす時間として考えればよい時間かもしれないです。
もちろん味はよかったです。次回やる時はチーズ忘れないようにしなければ。

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こちらは推しメンのアクリルスタンドと、大好きな夏田冬蔵。
めちゃくちゃおいしい。
あと念願のステンレスのお猪口。笑'sのものです。

この時間も雨が怪しいので、せっかく買った薪も今回は待機。テント以外はすべて車の中へ戻し、さっさと風呂に入ろうと思い立ち、敷地内の温泉へ。
こちらの利用料は300円なのでかなりリーズナブル。
地元の方の利用も多く、20時台でも結構人がいました。
温泉も熱めで心地よく、サウナも利用できて最高でした。

テント場に戻り、しばらく幕内でゆったり。
この時期の夜間の気温はあまり想定できなかったため、春夏用の薄手のシュラフ、少し厚手のシュラフの他、ニトリで購入した毛布を持参していました。
結局、春夏用のシュラフ+毛布で十分暖が取れました。(もう1つのシュラフは枕を忘れていたため枕替わりになりました。)
翌朝の雨雲レーダーを確認したところ、4時には結構降る予報だったので、3時には起きて移動するために早めに就寝。

3時起きで撤収するのは初でしたが、前もって購入していたジェントスのランタンが役に立ってくれて、問題なく撤収完了。
この時期は幕内と外気の温度差でどうしても結露が出てしまうので、水滴がついたままの撤収です。

山形秋田間はさほどではなかったですが、4時台に道の駅おがちに到着した際は結構降ってたので早めに離脱して正解でした。
道の駅で小一時間休憩して離脱。

バタバタでしたが、いい経験となりましたw
キャンプはどうしても天候との相談が必要です。
最初から雨を想定してのキャンプだと準備の方法も変わりますし。
あとはテントを干す場所が外しかない我が家は、あまりに降られたとしたらちょっと置いておく場所もなかったので、さっさと離脱する必要があったわけです。

どうやら冬直前のシーズンだと全然人がいないので、ある意味穴場かもしれないです。
秋キャンにはもってこいの場所でした。
また行きたいです!