おじさんのブログ

ハロプロとキャンプとたまに水樹奈々

あの頃。のハロヲタ

明けましておめでとうございます。
年も明けて、もう水樹奈々の誕生日というのに時節を無視した挨拶ですw
奈々誕生日おめでとう!!!

というわけで、ハロプロ楽曲大賞も終わり、1月下旬。
来月には映画、「あの頃。」が公開されます。

ハロヲタ歴19年。
10月のミスムンの発売日に差し掛かると同時に、歴も20年に変わるぐらいには長いことハロヲタをやっています。

タワレコから久々にハロプロ全曲集めちゃいましたシリーズのコンピアルバムが、あの頃。とコラボして発売されるようです。

tower.jp
このアルバムの発売という文字を見て、当時のことを色々思い出したので今回はそんな話を書いていこうかと思います。

アニヲタ・ギャルゲーヲタ街道を突っ走っていた高校生の自分は、モーニング娘。のMr.Moonlight~愛のビッグバンド~に出会うことになります。
それまで『モー娘。』は一応は知っていました。

当時はサクラ大戦にはまっていた自分は、ビッグバンドジャズがめちゃくちゃカッコイイなとか女性が男性役やるのすごく好きだなと思っていた時期。
何を見たのかはちょっと忘れてしまいましたが、秋田住まいの自分はテレ東は映らない地域、でも何かしらの歌番組を見て衝撃を受けました。

うわ、なにこれ、めっちゃ好き!!
となったわけです。

当時は推しという言葉はなかったので、いわゆる吉澤ヲタ、略して吉ヲタでした。
高校卒業後は上京することは決まっていたので、上京してからはそれはもう天国でした。
秋田では映らないTBSもテレ東も映る!アイさが(当時やっていたハロプロ冠番組)最終回にも間に合った!
初めて行った渋谷のハロショにも感動しました。
当時東京には原宿本店、渋谷109-2店、上野店があってどの店舗にも行ってました。
広さもあって109-2店が好きでしたがw

上京後にはヤスヲタになっており、学生の身分だったしバイトもしてなかったので、どうにかチケット代を絞り出して保田圭卒業コンサートにも行きました。
そしてあの伝説のヲタ芸を目にすることになりますw

元々ハロプロにズブズブにはまった理由っていうのは、ハロプロというジャンルはヲタ側からするとかなり特殊なコンテンツだったからです。
ちょっとここらへんで書くべきことではないのでうまく端折れるか自信ないのですが、とにかくヲタ側の発信っていうのがものすごい。
ヲタが楽しむコンテンツをヲタが作りあげている。

当時はおおむねキモヲタ(ざっくり言うと2chからはまったヲタ)とマジヲタ(純粋なファン)で2分されており、自分はキモヲタの方でした。
2chなんて怖い場所めちゃくちゃ嫌いだったんですが、歯に衣着せぬ物言いとかヲタが色んな知識を備えている人が多くて、色んなジャンルに絡めてハロプロで遊んでたんです。
それがものすごく楽しくて感動したことを覚えています。

2002年以降はそのあたりが顕著で、ブログではなくテキストサイトというのが当時流行っていたんですが、ハロヲタ内でもテキサイをやっている人がめちゃ多かったです。
自分もご多分に漏れずテキサイ出身です。
モーヲタから平家ヲタ、メロンヲタと変遷しましたが、どのタイミングでもテキサイやってましたね。

田舎者にはすべて珍しく映り、すべて楽しそうに映りました。
全部吸収してしまったばかりに当時は中二病+キモヲタだったのでえらい大変なヲタで、色んな人に迷惑をかけてしまいましたが…この場を借りてお詫びします。
当時は本当に申し訳ありませんでした!!!

というわけで、とりわけテキサイ界隈で何かを起こす人が結構多かったんですよね。
文章を書くヲタがとても多かったので、ライターやってるヲタが書くハロメンとか曲とかに対するムックも発売してました。同人誌じゃなくてちゃんと出版社から出てたやつです。

ヲタ発信のDJイベントもこのあたりはすごく多かったです。
今はもうないけど爆音娘。を筆頭に、当時始まったばかりだったナイト系のイベント。
爆音やってる人と仲のよかったヲタによくして貰っていたので、たまに遊びに行かせて貰ってました。
自分はヲタ芸はやらないんですが、イベントに遊びに行くことはめちゃくちゃ楽しかったですね。

DJイベが流行ってたから、曲のリミックスをするヲタがめちゃくちゃ増えました。
今でこそ本家がライブでマッシュアップやったりしてますが、当時はヲタがそういうのめっちゃ作ってましたね。
当時めっちゃインパクトあったのが、℃-uteわっきゃない(Z)水木一郎アニキのゼェーットをミックスしたやつだったな…ww

まぁなんというか、今とはかなり毛色が違いました。
とにかくハロプロで遊ぶっていうことに視点を置いてたところがあったというか。
これは今みたいにメンバーと距離が近かったら起き得なかったことかなとは思います。
天上人とまではいかないですが、親しみやすさもあるけれどテレビの向こうの人だったからどうとでも遊べるだろというのを存分にやってた気がします。

何かこう、王道よりもアングラナイズなところにはまっている感じがめちゃくちゃ楽しかった。
イキリ散らしてたわけじゃないけど、今の自分じゃ考えられないぐらいに尖ってましたね…w
仲間もたくさんいた。
気の合うヲタが多くて、めちゃめちゃ遊んでたし、当時流行ってたメッセンジャーボイスチャット毎晩のようにしてたしw
自分を含め、とにかくあの頃のハロヲタはすごくアクティブでした。

あの頃。の映画の予告を見て、あぁこうだったこうだった、となり、コンピアルバムの収録曲を見て、ヲタのアルバムだな!とかなったり。
めちゃくちゃ懐かしく感じました。

でも、今は今でとても楽しいです。
メンバーと年も近かったし、当時は背中から突き動かされて衝動的にやらなければという謎の使命感があってすごくハードだったんですが、今は年も離れてるし、ある程度大人になったので自分のスタイルで推すということができているので。

当時と変わらないのは、メンバーがめちゃくちゃ好きで誇りに思ってること、ハロプロの曲が好きなこと、ヲタが大好きなこと、いつでも新しい発見があっていつでも楽しいことかな、と思ってます。

えらい語り足りない感じはありますが、正直ここに書けないぐらい色んな事してきましたw
それだけ特殊コンテンツなんですよね、ハロプロは。
ネットの海を探すともしかしたらどういう流れで今のヲタのスタイルになったか分かるかもしれないです。
ちょっと自分にはそんな気力と勇気はなかったですがw

今回はこれぐらいにしたいと思います。
ではまた。