おじさんのブログ

ハロプロとキャンプとたまに水樹奈々

鞘師里保の話

書いては消しての……のようなところもあったので、形にならずに中途半端なストックだけが溜まっていく一方だったブログですが、ようやくしっかり書きたくなったので。

タイトルにもありますが、そう、今更なんですが私は鞘師ヲタなんですよね。
ハロプロ現役だったら小田なんですが。

去年の8月の1stEPの発売から鞘師の音楽的なリスタートが始まってこっち、外部へのプロモーションがそこまで積極的ではなかったハロプロに慣れすぎてたところもあり、1stライブの配信で頂点までに上がり切ってしまったのですが、急に怖くなったんですよね。

悪い癖なんだと思います。
露出が多いと嬉しい反面怖くなるんですよね。
大丈夫なはずなのに、本当に大丈夫なのか?と謎の不安が付きまとうわけです。
当たり前に大丈夫なはずなんですが。

露出がありすぎてテンションが下降気味だったところに、これも本当に悪い癖としかいいようがないのですが、2ndライブの配信を序盤だけ手を付けて、その先に進めなくなってしまったんです。

推しメンが小田なので、どうしても歌唱水準を並列で考えてしまっていたという。
もちろん鞘師も歌はうまいのですが、得意分野が違いすぎるので並べること自体が違うはずなのに。
謎のショックを受けた私は、それ以降歌う鞘師を自分から見に行かなくなってしまってたんですね。

好きだと停滞期が訪れるというのはよく聞く話ですが、若干そう言っていいのかわかりませんが、何が引き鉄になるのかわかりません。
自分にもそれが訪れたんだと思いました。

Twitter日課としている、「#おはようございます鞘師さん今日も優勝ですね」のツイートを毎日行い、それでも喋る、踊る鞘師は好きなのでそのあたりは見ていました。
でも歌う鞘師を見ることがどうしてもできなかった。

なので、2ndアルバムも買えてなかったし、MVもしっかり見れてない。
どういう歌を歌ったのか、しっかり覚えてない。

それぐらいにあの時の自分はショックだったわけです。

それからそんな時期がしばらく続き、2022年6月12日、鞘師と会える機会が出来たのです。

自宅からは3時間半ほどの距離。
移動し慣れていた自分は車を運転して仙台に急ぎます。

当日はどうしても食べたかった中華料理屋で昼飯を食べ(シマウマ大飯店という店です)、曇りだったからよかったようなもんですが、割と急ぎ足でタワレコを目指す。
この時ばかり、サイズアップのスニーカーを履いていたことを後悔したことはなかったです。
辿り着くまでに足がいてぇのなんの。スニーカーは歩くを前提の場合はジャストフィットが理想です。

タワレコに到着してはブツ撮り(店内のハロプロ関連鞘師関連写真爆撮)を行い、ハロヲタ名物店員さんにお会いし、音漏れだけでも聞いてってくださいと言われ(ミニライブは売り切れ…だったはず)、クソデカボイスのテールスープおいしい!!!!!を聞き(牛タン食べたらしい)などなどを楽しみ、ようやくお渡し会に。

半年後にライブが行われることを知った私は、仙台のライブ行きます!と伝え、喜んで頂き…
そんな遠いところから!みたいなことを言われ、実はそんな遠くないよ!とも言えず、CDをお渡しされたわけです。
まぁ何にも建設的な会話ができなかったわけです。


それでも結果行ってよかった、行くべきと判断してよかったという感想しかなかったです。
久々に会った鞘師はピカピカに光って、発光して見えました。

本当は石田亜佑美さんオススメの仙台名物食べた?と聞くはずが、お渡し会が音漏れ組で仕切りから近い順に振り分けられ、3人目に渡されることを知り、言いたいことが爆散してしまったことは間違いなく敗因です。

でも、楽しかった。

結局、きっかけも突然に訪れ、目覚めの選択も突然に訪れます。

ヲタそのものを辞めるつもりは毛頭なかったんですが、どうしたらよいかという気持ちが渦巻いていたんですね。

会う、という選択ができたことに、これほど幸福と感じたことも久々と思えました。

やっぱり鞘師のことが好きだったんだなと実感したというかね。
そんな気持ちでいっぱいでした。



………この文章を書くに至るまで5か月を要しました。
書きたかった文章のはずが、なかなか言葉にできなかったところもあります。

この5か月前の握手の時の気持ちを胸に、12月10日、仙台に行きます。




握手会に参加しようと思い立った曲。
この曲がなかったら、車を走らせなかったかもしれない。

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