おじさんのブログ

ハロプロとキャンプとたまに水樹奈々

モーニング娘。'21「16th~That's J-POP~」を聞きまくっているから感想を言いたい

書きたい話はいっぱいあるんですが、中途半端にしか書けずそのままになってしまい、どんどん半端なストックが溜まってしまっているこの頃です。
どうも、高津です。

今回は書こう書こうと思っていた、モーニング娘。の16枚目のアルバム、「16th~That's J-POP~」の話を。
書き方難しいですね。ユニット名は毎年変わるから、今はモーニング娘。'21ですが、'21としての16枚目のアルバムではないから「モーニング娘。」の16枚目のアルバムになるんですよねw

それはさておき。
新生と銘打たれてからのアルバムとしては、最も好きなアルバムと声を大にして言えるそんな仕上がりだと思っています。

途中でメンバーの名前が出てきますが、呼び方が普通の人とちょっと違うことがあるのでそう呼んでんだなと思ってください←

以下感想です。長くなるので折りたたみます。

 
2曲以外はほぼつんく氏が作詞作曲プロデュースです。
今このスタイル取ってるのハロプロではモーニングだけですよね。
そんなわけなので、まず全体的な感想として、つんく~~~~~!!!(語彙力)となるんですよw

まずは音から入って好きかどうかというところか始まり、口ずさんでいくと歌詞wwwwとなるパターンが多いです。
この流れはつんく曲の場合お馴染みのパターンなので、もはやこれこれ!!という感情になりますね。

アレンジャーもSUPA LOVEの面々と大久保氏とお馴染みなのが親しみやすさ最高です。

その上で各曲の感想を。


1:愛してナンが悪い!?
1曲目にどちゃどちゃにカッコイイ曲を持ってきたなぁという印象。
イントロのシンセ?かな?、低音でガッツリ掴んできます。
曲のカッコよさに振り切ったものの、これもいわゆる歌詞wwwwとなるタイプの曲です。
自分は曲を聞くときはよっぽどのことがない限り歌詞カードを見ないんですが、歌詞が色んなことにかかってますよね。音だけで聞いてはいたものの、今このタイミングでようやくしっかり歌詞を見たけど、文字にするとこう書いてんだ、みたいなw

"Choo choo choo chooっと突っ走れ 恋のOne way 切符"
とか、Choo Choo TRAINだろうし
"グーグーグGood!親指が 人気の基準じゃん"
エドはるみかなとか、
"シャーシャーシャシャっと洒落臭い 宵越しの恋愛"
は江戸っ子は宵越しの銭は持たぬとかね。この場合は恋愛だけどもw

こういうのがつんく氏っぽいなという印象だし、トリッキーな歌詞を並べたてても結局は自己啓発っぽくなる歌詞になっていくのも好きなところです。
江上氏のアレンジもめちゃくちゃよい、好きな曲です。


2:ギューされたいだけなのに
この曲はシングルから収録された曲ですが、ピアノがガッツリ効いてるのがめちゃくちゃ好きなんですよね。この曲ほんとに低音が響きすぎてるのですごくよい。低音が好きなんだと思います、自分←
イントロのギューと重なる音が、塗料を打ち付けるみたいな音なのがとても好きなんですが、これは伝わらないと思っていますw
あとは1番の終わりの佐藤優樹(以下まさ)のギューされたいだけなのにの「ギュー」の部分がめっちゃよい。まさのこういう絞り出すように聞こえる歌い方がすごく好きだったりします。
歌詞だと長電話をながでんと読ませる、こんな言い方するか!?というのも出てくるのも面白いですよね。
音に合わせて使いそうな言い方を入れてるんだろうか。それか本当に使っている若者がいるのか…w


3:信じるしか!
個人的には本アルバムの最高トラックだと思っている曲です。
謎のイントロから始まり、とにかく構成が普通ではない。
ビートも効いているんだけどどういうジャンルの曲???となりながらも、ハモりやばいな、加賀ちゃんの突き抜ける声綺麗すぎるどうなってんだ、石田の「あるっだろうか」のところ好きすぎるなとなり、小田の声を加工した間奏に入り、ほまれの「わかるでしょ」に入って、アウトロの音を聞いて、え、この曲エスニックだった!?となって終わる感じです。
謎の感情に包まれて、いや…これもっかい聞こう…となってしまって、10回ぐらい巻き戻してしまう、そういう曲です。
しかも歌詞もつんく曲にありがちな、めちゃくちゃ壮大な世界観かと思いきやグッと日常の小さなことに収束する歌詞になるっていうお馴染みのパターンで、こうでなくちゃなとなるやつです。
規格外だけど最もつんく氏っぽい曲かもしれません。


4:TIME IS MONEY!
この曲はクールな曲調と相反する、割と高めや甘めの声質のメンバーが選抜されているのが印象的です。
単純な文を組み合わせて畳みかけるパワー系の歌詞で、かなりインパクトが強いですね。
曲がカッコいいのに対し、歌詞は単純で強引に言い聞かせるタイプのものなんですが、サビの最後が「守りなよ」という歌詞で、言い聞かせるジャンル変わったな!?という感覚に陥ってしまうという面白い1曲だと思いますw


5:泣き虫My Dream
TIME IS MONEY!の流れでこの曲のイントロのまさの声を聴くと、おぉ…という感動を覚えます。
この子本当に振り幅が広い。
続けざまの譜久村の歌い方も大人っぽくてとても素敵なんですよね。
この曲の最もそわそわしたところは、加賀ちゃんの「Mm 辛いわけじゃないよ」の部分がめちゃくちゃにセクシーなんですよね。
ボーイッシュ系の子がこういうのすると心臓が持たなくて大変です。
あと石田が声震わせて儚げに歌ってるところもめちゃくちゃいいです。
つんく曲でもこういう系の曲待ってた!って方は結構多いんじゃないでしょうか。


6:二人はアベコベ
イントロのベースがめっちゃ印象的!
コンバスではなさそうな気がしてるんだけど、アップライトなのかなぁ。
ポップでジャズっぽい感じと踊るピアノがめっちゃ好きな曲です。
ストリングスとブラスも効いてて、聞いてて心地いい曲です。
歌はとにかく北川がとてもいい。正直譜久村と同系統のオールラウンダーの可能性を秘めていると思います。


7:純情エビデンス
ギューに続き、こちらもシングルから。
最初はギューの方が好きだったんですけど、MVをしっかり見てからこっちの方がめちゃくちゃ好きになった曲です。
この曲も歌詞をざっと見ると単純な言葉を組み合わせてる系の曲なんですが、各ポイントの歌詞が中に入ってきやすいかなと。
曲の雰囲気としてはKOKORO&KARADAのような、近年よくある系統なんですが、表現が難しいですが好きな曲なんですよね。


8:このまま!
イントロが重めのギターで、お、楽しい曲っぽいという期待感から始まり、やっぱり楽しい曲だなとなるヤッター!!感満載の曲です。
案の定歌詞カードを見ないで聞いてたもんだから、いざ歌詞を見て
"笑ってってって"とか"君は君は君は"とか"強い 強い強い強い"とか、本当に入っていると思ってませんでしたw
笑って(ってって)とか君は(君は君は…)みたいな感じで、曲としてのアレンジだと思ってたのである意味ずっこけましたねw
でも曲はめちゃくちゃ好きです。ライブで盛り上がりそうだし、盛り上がりたい!


9:KOKORO&KARADA
'19の秋ツアーの時からめちゃくちゃ好きだった曲です。
この曲はサビ前のピアノと、ドパパンきーみがすきさ!そうすーきさ!となるところがね、本当に好きなんですよね。
あと曲もそうだけど、OMAKEチャンネルでまりあが「まりあたちめっちゃ高いところにいるじゃん!」といってた謎の感想が大好きという側面もあります←


10:人生Blues
こちらもシングルからの曲。
この曲は音の流れが面白い1曲。アルバム曲の中でもサビが歌謡曲に近い曲。
AメロBメロとかはちょっとホラー要素っぽくも聞こえる、言い方がうまくないけれどもお経みたいなイメージ。そしてサビ前から音が弾んできて、サビで歌謡曲、という感じ。
イントロと間奏で明るめの音になるのも印象的で、感じ方が忙しいw


11:Hey!Unfair Baby
ロックで明るめの1曲。'19の秋ツアーで初披露だったけど、ライブ会場で初聞きしたこともあって、盛り上がり方が分からず、個人的にはどうしても平坦な感じがして物足りなさがあるかなというイメージ。
頭が単純なので、どうしても山場が欲しくなってしまうんだろうなぁとは思いますw
この曲は聞きこんでいってはまっていく曲なのかな。
あとはギターゴリゴリ系なのに、歌はほぼ全編でハモリが入ってて声の厚みがすごい!
個人的にはアイドルにケツって歌詞歌わすのスゲーな!!っていうのが一番だったかもしれないw


12:恋愛Destiny~本音を論じたい~
この曲は本当にもうね、自分がアニメ見ていた時代90年代中期から2000年代初頭あたりのアニメのEDみたいなイメージが強くて。
モーニングがアニメ化されたらこんなんだろうなと想像して聞いてました。
アニメによくあるスタンダードな曲の構成がめちゃくちゃ好きです。
背中を押す系の歌詞なのでメンバーも好きな子が多いですよね。
もうとにかく自分は黒背景のクレジットが画面下にあって、上の画面でメンバーが土手かどっかで歩いてて、だーまーが追っかけっこしてるとか、北川が加賀ちゃんの後ろ歩きながらハートほわほわしてるとか、小田は控えめに生田はガッツリメタ的にこっち側に向かって手振ったりとかアピールしそうなそういうイメージなんですけど、これ誰か映像にして貰えませんかね?←


13:LOVEペディア
14:人間関係No way way
同じ曲だけどアレンジと振りが違うことでお馴染みの2曲。
LOVEペディアはMVのインパクト強すぎるんだよなw
面白い試みだけどやっぱり混乱してしまう!そりゃメンバーも混乱する!w
私はLOVEペディアの方が好きです←


15:青春Night
アルバムを締めくくるのはここ最近の赤羽橋ファンクでかなり好きな曲。
突き抜ける明るさと"私の人生 エンジョイ!!"の歌詞が、こっぱずかしくも楽しく聞けてしまう。
あと印象的なのが"ガラガラゴー"なんですけど、まぁこれはハロプロ的にはお馴染みの英語のカタカナ読みですよね。

ガタメキラ→gotta make it love
ロッタラ→lotta love
ワナノマリラ→wanna know my real love
ガラガラゴー→gotta,gotta go

もっとあったのかな?とりあえずこれぐらいしか思いつかなかったけどw
最後に、この曲のラップアレンジはU.M.E.D.Y.の奥様である、Miss Mondayのアレンジなんだけど、ラップも好きなのでほんとにもうなんかじんわり嬉しいなぁという気持ちになるんですよね。
しんみりしてしまったけど、何回でも聞きたくなる曲です。


以上がアルバムの感想です。
本当に駆け足になってしまいましたが。
推しメンの感想がほとんどないけどもww

全体的に言えることとしては、加賀ちゃんの突き抜ける歌声がハンパなく響くこと。
レーザー系とでもいえばいいのか、すごく遠くまで届くような勢いのある透明感のある声。ハイトーンでもなんなく出せているような感じがして、インパクトがすごい。
あとはとにかく北川がいい。
前述もしましたが、モーニングでは譜久村が割とオールラウンダーと思っているのですが、北川のポテンシャルが高くて追随するのでは!?と思ってるぐらいです。
本当に今後の成長が楽しみ。

出退勤どころか出かける際には車で爆音でかけてるぐらい聞きまくってるアルバムです。
本当にいいアルバムです。
まだ聞いてない人はこのブログ読んでる人ではいなそうだけど、よろしかったら是非。