2/22、映画『あの頃。』を見に行ってきました。
奇しくも今日はメロン記念日、柴田あゆみさんの誕生日。
当時の自分に戻れるのかなと思い、映画館へ車を走らせました。
どうしてもネタバレになるので、そこをご了承頂ける方だけどうぞw
まず、これよく映像にしたね!?wwwという感情が巻き起こりましたw
何から言い始めればいいのかという話もありますが、当時の一部のヲタは本当にこんな感じで、内輪の盛り上がりとヲタが楽しむイベントをヲタが企画していました。
そのへんはこの記事でも話しています。
エンターテインメント性というものはなく、ただこういう人たちが確かに存在して、舞台上の彼女たちを応援している姿を映像として作り上げたという感じです。
正直に言ってしまうと、見る人が見ると全然心にこないだろうし、どっちかっていうと当時のヲタの気持ち悪さが見て取れるから嫌悪感の方が先に立つ人の方が多いと思います。あくまでも自分の見解ですけど。
でも、それでも自分はあの時を生きた、あの頃のヲタなのでやっぱり面白いと感じてしまうんですよね。
その上やっぱり泣けてしまうんですよ。冒頭の桃色片想いでちょっとウルッときてしまったぐらいですから。
劇中で恋INGが2回かかってラストでもかかるんですけど、全部で泣いてしまいました。
うち2回はおっさんの熱唱だったけど、それすらも泣けてしまいましたw
劔さんがチャリ走らせてCD屋行くシーンとかはすごく同意でした。
今は落ち着いているけど、当時は自分内ではかなり激しい時期だったので、衝撃をうけると咀嚼する前に衝動的に何か行動することが結構多かったんですよね。
それぐらい楽しさを求めてたというかね。メンバーという共通の話題の先にある楽しさというのが絶対的にあって、当時のそんな感情を思い出させてくれるシーンでした。
あとはまぁ…共感性羞恥持ちなのでアアアア~~ってなるシーンは何度かありましたし、下ネタもそれなりに酷かったw
でもああいうヲタがいっっっぱいいました!ww
下ネタはね、当時は女性のヲタがすごく少なくていかにも男文化といった様相だったので、イベントでは下ネタもあんな感じでありましたし、テキストサイトでもそういう毛色のサイトが多かったです。
イベントの再現とかも、当日その場にいたヲタは面白かったんだろうなという再現がすごかったなぁと思います。
ヲタイベのフライヤーとか当時何枚貰ったことやら…w
本当に方々からグッズをかき集めたんだろうなというすごい努力が見えました。
ヲタイベの映像でまさかのメロンのボーナス!TシャツとLOVE SEXYTシャツが出てくると思わなかったのでひっくり返りそうになりましたし←
スポフェスTシャツとかもうなんか色々何もかもがね、懐かしかった。
恋愛研究会。の話になった時に、ナカウチさんがTシャツ作ります?ってスッと言うシーンがあるんですが、これ!!そう、ハロヲタってこう!ってなったんですよw
だいたいみんなクリエイティブで、キンコーズでいくらとかね、そういう会話が懐かしかった。
でもこのあたりは今のヲタも気軽に作ってるし、変わらないなというところもありますがw
実話をもとに作られてる話だし、最後のこと考えるとあんまり言ってもって話もありますが、コズミンは本当に嫌な奴だなぁとw
今の自分の周りはいいヲタばっかりなんだけど、当時自分の界隈以外だと、分かる!こういうやついた!!っていう典型的なヲタ像だなぁというか。
みんななんだよと思いながらも仲良くしてたのは、なんかいいなぁとは思いましたけどねw
冒頭から最後まで結局なんだったのっていうと分からない部分がたくさんではあるんだけど、物語には一般的に存在するような伏線の回収が全然されなくて、あぁこれホントの話なんだなぁと。
当時よりも落ち着いた気持ちでヲタをやってる今だけれど、今が一番楽しいのは真実で、事実なんだよなと実感させられました。
誰のためっていうのを明確にするような発言をすべきではないんだろうけど、当時のヲタと舞台上の彼女たちが懐かしくなるような感じの映画だったのかなと。
『あの頃。』はあの頃の俺たちがどっかで似たような経験をしてるってのを見せられてんな、面白くないわけないんだよなっていう感情にならざるを得ないんですよ。
今の自分もたぶん、ヲタイベしたらこんなこと言うだろうよっていうそういう感想でした。
全然まとまりのないような、くだらないけどもどうしても話しておきたい話みたいな。
楽しかった。また懐かしくなりたい。
でも下ネタ多いから現メンが見たいって言ってると、ヒエッてなっちゃうなw
あ、山﨑夢羽さんはマジで松浦亜弥でした。